目次
第1章 言語のパターン
第2章 認知生物学
第3章 文化進化と言語進化
第4章 言語の構造
第5章 統辞論の基礎
第6章 句構造の一般化
第7章 A-移動
第8章 否定極性項目と構造関係
第9章 A′-移動
第10章 Logical Formとパラメータ
著者等紹介
川原功司[カワハラコウジ]
2000年米国ワシントン大学に交換留学(文部省短期留学推進制度)。2002年大阪大学文学部人文学科英米文学英語学専修修了。2004年大阪大学大学院文学研究科文化表現論英語学専修修了(文学修士)。2010年連合王国ヨーク大学大学院博士課程(University of York,Department of Language and Linguistic Science)修了(PhD)。藤女子大学専任講師(2010年~13年)等を経て、名古屋外国語大学外国語学部英米語学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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月をみるもの
14
正直なところ4章の後半以降、「言語の構造に関する形式的アプローチの教科書」の部分はまったくフォローできなかった( IT 系で 自然言語解析やってる人は、ちゃんとこういうのも勉強してるんすか??)一方で「言語への学際的アプローチ」のレビューである 1〜3章は圧倒的に Exciting !!これまでチョムスキーはなにを読んでも「ごめん、ちょっとなに言ってるかわからない(©︎サンドイッチマン)」状態だったのが、多くの人が(言語学者すらも!)そう思っているということがわかったのは大きな収穫であった。2020/07/10