内容説明
若き都市計画の第一人者、伊藤滋が単身飛び込んだ欧米の都市計画の現場。そこには戦災による瓦礫の街からの復興と、新時代の都市づくりの息吹があった。最先端の研究を進めながら長い視察旅行を重ねた著者が、肌身に感じた都市計画の実態と思想を記録し、多数の貴重な資料とともに掲載。これからの都市計画に携わる実務家、研究者に大きな示唆を与える一冊。
目次
資料集
1章 アメリカへ(アメリカへ留学したい;磯村先生に相談する ほか)
2章 ケンブリッジでの研究と生活(ボストンに到着;アーヴィング通りの下宿 ほか)
3章 アメリカ大陸横断―東から西へ(アメリカ横断計画;ニューヨークのウエストサイド ほか)
4章 西海岸からボストン七千キロ(カリフォルニア州の州都・サクラメント;ロスアンゼルスの街並み ほか)
5章 帰路、欧州を訪問(帰国に向けて着々と準備を;ナッシュとジョイントセンターの関係 ほか)
著者等紹介
伊藤滋[イトウシゲル]
都市計画家。早稲田大学特命教授、東京大学名誉教授。「2040年+の東京都心市街地像研究会」会長。1931年東京生まれ。東京大学農学部林学科・同工学部建築学科卒業。東京大学大学院工学研究科建築学専攻博士課程修了。工学博士。東京大学都市工学科教授、慶應義塾大学環境情報学部教授、日本都市計画学会会長、建設省都市計画中央審議会会長、阪神・淡路復興委員会委員、内閣官房都市再生戦略チーム座長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Koki Miyachi
takao