内容説明
清冽なる魂を育む風土。神戸北野町、京都、伊豆天城、軽井沢、そこに佇む作家たちの声と想いが交差する。
目次
第1章 名作のある風景―清冽なる魂を育む風土(宮本輝『花の降る午後』―神戸北野町・異人館街;堀辰雄『旅の絵』―神戸中山手通;坂道のある風景―堀辰雄「旅の絵」によせて ほか)
第2章 風のファンタジー(「寒椿」「白梅」「花影」「新樹」「花がたみ」;音楽の花束をあなたに;京の雅び―千代紙と京扇子 ほか)
第3章 心魅せられる美術館(緑の高台に建つ「ベルナール・ビュフェ美術館」;レンブラント、モネのオリジナル画―「MOA美術館」;湖のほとりに佇む「池田20世紀美術館」 ほか)
著者等紹介
吉村祐美[ヨシムラユミ]
兵庫県神戸市山の手生まれ。関西学院大学文学部日本文学科卒業、同大学院修士課程修了。著書に文芸評論、音楽、美術のエッセイ集『魅せられし時のために』(神戸新聞出版センター、関西文学賞・評論エッセイ部門入賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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