内容説明
中国共産党結党100周年紅色旅遊が空前のブーム!!国内向け愛国プロパガンダが日本人にここまでバレていいのか!?
目次
東北地方(侵華日軍第七三一部隊罪証陳列館―関東軍の七三一部隊による細菌戦の資料を展示;李兆麟将軍紀念館―ハルビン市内にその名を留める東北抗日聯軍の民族英雄 ほか)
華北地方(中国人民抗日戦争紀念館―全ての始まりの盧溝橋に建てられた抗日戦争学習の集大成;在日殉難烈士・労工紀念館―日本の現在の労働環境と酷似!ノーモア・外国人の強制労働!! ほか)
華中地方(上海淞滬抗戦紀念館―近代戦術のオンパレード中国全土へ拡大する抗日の戦火;上海監獄陳列館―清代末期に建てられた日本人戦犯も収監した監獄 ほか)
西北地方(重慶大轟炸惨案遺址―最小クラスの抗日物件だがヘビー級の惨劇案件;重慶大韓民国臨時政府旧址陳列館―韓国光復軍と国家承認されなかった亡命政権庁舎跡 ほか)
著者等紹介
関上武司[セキガミタケシ]
技術職のサラリーマン。1977生まれ。オーストラリアにて軟体大道芸で生活費を稼いでいた経歴あり。日本や中国のB級スポットや珍スポットを紹介するブログ・『軟体レポート』の管理人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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高木正雄
3
博物館は辺鄙なところにあることが多いようだが、無料というのは良いこと。重慶の大韓民国臨時政府の展示にある重光葵の写真が軍服姿なのは面白かった。抗日ドラマの撮影所みたいなところに行ってみたい2023/12/29
siomin
1
中国にある抗日を題材にした戦争博物館を訪ね歩いた一冊。規模の大小はあるものの,中国の各地に抗日博物館もあり,「現在の中国にとっての歴史観」が見えてきます。その一方で,安っぽい抗日劇を演じる遊園地も紹介したり,安っぽい抗日おもちゃを取り上げたり,ニヤッとする部分も見られ,楽しめます。写真豊富でよいが,ここの版元で刊行される書籍は文字が小さいので,読んでると目が疲れます。2022/09/21
kaz
1
どれだけ事実を反映しているのかもよくわからないが、これだけ抗日を叩き込まれたら、嘘でも信じるようになるだろう。図書館の内容紹介は『中国では、紅色旅遊という、中国共産党にゆかりのあるスポットを巡るツアーが盛んになっている。中国各地の紅色旅遊のスポットの中でも、「抗日」をテーマとした博物館や紀念館(記念館)を紹介する』。 2022/05/29
tkm66
1
<近代になれない>ですねえ。ロシヤとかも。ユーラシアってやはり雑、だなw。2022/02/18