内容説明
ウズベキスタンの首都タシケント―。1977年、中央アジア初の地下鉄が誕生した。異なるコンセプトでつくられた全29駅、宝石箱のような地下世界。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゴマ
17
ウズベキスタン料理屋さんで読みました。ガイドブックみたいな感じ2024/02/17
チョビ
4
大学の専攻で聞いて以来だぜ!ウズベキスタンだとか、サマルカンドとか。現在の首都のタシケントのイスラムっぽい模様と、ちょっとダサめのソ連ぽい模様とかの、日本では考えられないほど鮮やかな…地下鉄の駅の写真です!所々にケンタのオッさまの絵が見えるのはご愛嬌。常に周辺諸国の食い物にされている彼らを思うと、現状のイスラム社会に迎合していくのはやむを得なかろう。ただ宗教の名の下に暴力を使ってでも守りたい社会や文化の中でしか生きれない彼らの芸術は愛でていたい。2020/04/01
平成くん
0
東側諸国、旧ソ構成国の地下鉄駅舎は重厚な大理石から造られていて、非常に興味深い。コロナが終わったら、ぜひ生で見たい。2022/05/28
Lilas
0
リスボアの本より先に出ているのを知って読んだ。うつくし〜。各駅、個性が強くて大変面白い。重厚だったりモダンだったり、イスラムぽかったり共産色が強かったり。この美しさに比べて日本は…と残念ですが、そもそも駅を造っている素材が違うそうです。(日本は人工素材、タシケントは大理石や御影石)なるほど。2021/05/26
kaz
0
本のジャンルを考える際、最初は鉄道かなと思ったが、むしろ建物に分類すべきなのだろう。ひょっとしたらアートと言えるのかもしれない。荘厳と言って良いような数々の駅。なかなかのインパクトを与えてくれる。図書館の内容紹介は『1977年、ウズベキスタンの首都タシケントに、中央アジア初の地下鉄が誕生した。異なるコンセプトでつくられた全29駅をカラー写真で紹介する。宝石箱のような地下世界を楽しめる一冊』。 2020/11/25