内容説明
一九九〇年代に若い女性アーチストを中心として生まれた写真の潮流―同世代の多くの女性に影響を与え、一大「写真ブーム」を巻き起こしたムーブメントを、木村伊兵衛写真賞受賞作家自らが問い直す。
目次
序章 当事者から、異議を申し立てます。
1章 「女の子写真」を振り返る
2章 未熟さと処女性―一九九〇年代初頭の「女性写真家」の言説
3章 レベル・ガールズ、革命のきざし
4章 「僕ら」のアイコン、ヒロミックスの言説
5章 「女の子写真」とミソジニー
6章 ガーリーフォトと木村伊兵衛写真賞
7章 なぜ「女の子写真」ではいけないのか
8章 「ヘアヌード」写真ブームへの異議申し立て
9章 ガーリーフォト、新しいフェミニズム
10章 自分のために「声」をあげる
著者等紹介
長島有里枝[ナガシマユリエ]
1973年、東京都生まれ。1993年、武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科在学中に「アーバナート#2」でパルコ賞を受賞しデビュー。1999年カリフォルニア芸術大学Master of Fine Arts写真専攻修了。2001年『PASTIME PARADISE』で第26回木村伊兵衛写真賞受賞。2010年、短編集『背中の記憶』で第23回三島由紀夫賞候補、第26回講談社エッセイ賞受賞。2015年武蔵大学人文科学研究科社会学専攻前期博士課程修了。早稲田大学、東京大学などで写真を教えながら、ジャンルの枠を超えた表現活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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