仏教学者、キリスト教徒の問いに答える―日本の自然と宗教

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仏教学者、キリスト教徒の問いに答える―日本の自然と宗教

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  • サイズ 46判/ページ数 200p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784908443886
  • NDC分類 180.4
  • Cコード C0015

内容説明

ブッダをワーシップするとは。神道と仏教の関係とは何ですか?儀礼、お盆、彼岸―仏教学の視座から見た日本。

目次

第1の問い 自然とは何ですか?
第2の問い 仏教はいかに広がったのですか?
第3の問い 密教とは何ですか?
第4の問い 日本人にとってキリスト教とはどのような存在なのでしょう?
第5の問い 神道と仏教の関係とは何ですか?
第6の問い 仏教において憑依はどのように捉えられているのでしょうか?
最後の問い 「ブッダをワーシップする」とはどのようなことでしょうか?

著者等紹介

立川武蔵[タチカワムサシ]
国立民族学博物館名誉教授。比較宗教学、インド宗教思想史、仏教学。1966年名古屋大学文学部大学院修士課程修了、1970年ハーバード大学大学院Ph.D、1985年名大文学博士。1973年名古屋大学文学部助教授、1982年国立民族学博物館助教授併任、1989年名大および民博教授、1992年総合研究大学院大学教授併任、愛知学院大学文学部国際学科教授を経て現職

スパーリング,キャサリン[スパーリング,キャサリン] [Sparling,Kathryn]
カールトン大学名誉教授。1968年スタンフォード大学(フランス語・文学)文士、1973年お茶の水女子大学(現代日本文学)修士、1973年ハーバード大学(日本文学)PhD取得。1973~77年コロンビア大学助教授、1977~83年ミシガン大学助教授、1982~2015年カールトン大学准教授、教授を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネギっ子gen

41
【もろもろの宗教行為は普遍的な構造を有する】仏教学者・立川武蔵が、日本文学研究者でキリスト教徒のキャサリン・スパーリングを聞き手として、仏教や宗教、日本文化とは何かを、やさしく深く語った書。その最後に、<あなたははぐらかされたように思ったでしょう。わたしがもしもある一つの宗派に属していたならば、私の答えはその宗派の伝統に従ったものとなるでしょうから、もう少し分かりやすかったとは思います。ただ、逃げではありませんがそのように異質なものを含んだことこそ仏教の豊かさだったとわたしは考えています>と。確かに……⇒2024/06/19

to boy

20
面白そうなテーマだと思い図書館から借用。(日本人にとって)自然とは何か、神道と仏教の関係は、密教とは何かなどキリスト教の友人からの問いかけに対する回答が何とも言えず複雑怪奇。著者の豊富な知識が災いしてあれもこれも言おうとしてかえって分かりにくくなっている。話が横道に逸れて行ってスッキリしない話。もっとシンプルに答えて欲しかった。2024/05/04

紫羊

14
仏教にとらわれず、日本人の根っこにある宗教観や自然観を大雑把に語っている。何となく煙に巻かれたような読後感。2024/04/28

れい

7
【図書館】見開き1ページから2ページくらいの量の問に1から200くらいの量で答えている気がする。問の答えから脱線することもしばしば。幅広い知識を携えて講義されているような様でした。お二人共日本の文化については詳しい方々なんだろうと思う。日本に住んでいても知ろうとしなければ知らないこともたくさんある。キリスト教が入ったときに凄い勢いで信者が増えたのはなぜなんだろう。時の権力者が禁教したから止まったようなものの、生きていくのが大変だったんだろうなと思う。仏にすがっても救いがないので乗り換えただけなんだろうか。2024/06/09

Oki

1
神道と仏教の融合(多様性)を認めた日本ではあるが、キリスト教の強い拘束性(低い許容度)は肌にあわなかったか。江戸幕府が、強い拘束性を恐れたことは間違いない。 2025/03/27

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