海の生物と環境をどう守るか―海の秩序をめぐる国連での攻防

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海の生物と環境をどう守るか―海の秩序をめぐる国連での攻防

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  • サイズ A5判/ページ数 280p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784908443442
  • NDC分類 519.4
  • Cコード C0056

内容説明

20世紀後半、海洋における生物、非生物資源の開発利用や乱獲が現実となった。これらの開発・利用について、公海、深海底ではいずれの国も管轄権が及ばない。そのため、いまの国連海洋法条約では、生物多様性の保全や持続可能な利用の規制が不十分となっている。いま国際的に最大の論点は、このような「国家管轄権外区域の海洋生物多様性(BBNJ)」の問題である。本書はこの問題に取り組む国連などの現状とその展望について、現場にかかわる関係者や研究者によって浮き彫りにする。

目次

第1部 国連海洋法条約の展開とBBNJ(国連海洋法条約の展開とBBNJ)
第2部 海洋生物多様性をめぐって(細り行く海の恵みと国際社会;深海の生物多様性に関する研究の歴史とBBNJ交渉;海洋遺伝資源の利活用の進展 ほか)
第3部 海洋生物多様性を守るために―国連におけるBBNJ交渉(国連におけるBBNJ交渉の展開;海洋遺伝資源をめぐる論点と展望;区域型管理ツールの活用のために ほか)

著者等紹介

坂元茂樹[サカモトシゲキ]
神戸大学名誉教授。1950年長崎市生まれ。専門分野は国際法。琉球大学、関西大学、神戸大学、同志社大学を経て、現在、(公財)人権教育啓発推進センター理事長

前川美湖[マエカワミコ]
海洋政策研究所主任研究員。1996年上智大学文学部卒業後、(財)貿易保険機構(当時)、1999年に英国イースト・アングリア大学大学院修了。2000年から国連開発計画(UNDP)で、北京、ニューヨーク、ルワンダ事務所で、環境・エネルギープロジェクトを中心に担当。2012年に東京大学総括プロジェクト機構「水の知」講座特任助教、2013年に大阪大学大学院人間科学研究科グローバル人間学専攻特任講師、2015年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。