内容説明
新型コロナウイルスのパンデミック、異常気象と多発する自然災害、破壊される生態系…不安に駆られる現代人のあるべき姿とは。人間存在、企業と社会の在り方、政索、制度を明示する。快心の書。
目次
近代文明の危機と希望の光
近代文明崩壊の回避を探る
生態系攪乱・自然破壊の現状と温暖化対策
国土と文明を護る農業の新展開―温暖化で深刻
所得格差の拡大が引き起こした「世界の揺らぎ」
日本の「格差不況」と中小企業の激減―変革の方途は!
インフラの老朽化と少子高齢化―いかに対処するか!
廃棄すべき日銀の「あべこべ金融政策」―不況の後押しと危険性
公正な税制への改革と社会保障―2000万円貯蓄なしでも安心へ
どう克服するか―「政策」および「官僚」の忖度と「学」の未熟
独裁政治を防ぐ経済社会協議会と地方分権化―議会制民主主義と政党政治の本質
情報化技術による自由の喪失と文化の退廃―新たな「人間疎外」に直面
仕事と遊びのバランスの回復を!―人生を愉しむ伝統への復帰
全人的・総合的生活の回復とボランティア
著者等紹介
田村正勝[タムラマサカツ]
早稲田大学名誉教授、経済学博士。社団法人「社会科学総合研究機構」名誉会長。1945年3月3日長野県松本市生まれ。1968年3月早稲田大学第一政治経済学部卒業。1982年4月早稲田大学社会科学部(総合学術院)教授。1984年4月~86年3月ドイツ「ボン大学」客員研究員。1992年9月~94年9月早稲田大学社会科学部長。1998年9月~2001年8月経済社会学会会長。2000年7月~2020年4月社団法人「日本経済(復興)協会」理事長。2015年早稲田大学名誉教授。2020年6月~一般社団法人「社会科学総合研究機構」名誉会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。