歩く、見る、待つ - ペドロ・コスタ映画論講義

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  • サイズ 46判/ページ数 183p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784908435003
  • NDC分類 778.04
  • Cコード C3074

出版社内容情報

ペドロ・コスタ監督が語る、いまある映画を乗り越えるための言葉。

「映画を作るとき、してはならないことを知っておくべきです。それは芸術作品を作ろうとすることです」

諏訪敦彦監督に招聘されペドロ・コスタが東京造形大学で行った3回の特別講義と、映画美学校で催された最初期の講義を収録。映画作りの<姿勢>、ショットの捉え方、フィクションとドキュメンタリーの区別を超えて考察される撮影法。21世紀の映画を問い直すための、実践的な映画論。

「すべての偉大な映画は“さようなら”という言葉を身につけるためにあるのです」

[目次]
序 諏訪敦彦
講義I
講義II
講義III
講義IV
監督プロフィール&フィルモグラフィ
編者あとがき 土田環

ペドロ・コスタ監督が語る、いまある映画を乗り越えるための言葉。

「映画を作るとき、してはならないことを知っておくべきです。それは芸術作品を作ろうとすることです」

諏訪敦彦監督に招聘されペドロ・コスタが東京造形大学で行った3回の特別講義と、映画美学校で催された最初期の講義を収録。映画作りの<姿勢>、ショットの捉え方、フィクションとドキュメンタリーの区別を超えて考察される撮影法。21世紀の映画を問い直すための、実践的な映画論。

「すべての偉大な映画は“さようなら”という言葉を身につけるためにあるのです」

[目次]
序 諏訪敦彦
講義I
講義II
講義III
講義IV
監督プロフィール&フィルモグラフィ
編者あとがき 土田環

ペドロ・コスタ[ペドロ コスタ]
著・文・その他

土田 環[ツチダ タマキ]
編集/翻訳

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1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

vaudou

7
ハリウッド映画が夢見るのは登場人物と観客との合一である。そこでは映画は観客に限りなく寄り添うことを至上とし、映像的仕掛けやストーリー、それらは観客に奉仕するためにこそある。コスタの映画はこの対極を目指す。カメラが被写体を捉える視線は限りなく透明であり、映画は夢と同化していく。意識的に「映画作家」であろうとする矜持のようなものを感じる。2019/11/10

gu

5
『シネマトグラフ覚書』を読んだ時の感じに少し似ている。作品論とか技術論といったものではなく、映画と世界に対していかに誠実に向き合うかの実践を語っているようだ。内容と関係ないが単行本の小ぶりなサイズと厚みのあるページが手に馴染みやすい。2024/11/06

pon

3
反抗的で誠実で頭脳明晰な求道者でした。いくつかの講義が収められていますが、どれも日本の学生に向けて語られた言葉だからか読みやすい。本書の締め方が好きだった。講義が行われた映画美学校が設立当初第一銀行と同じビルに入っていたことと、ルビッチ「極楽特急」の登場人物が銀行で小切手のかわりにラブレターを書くシーンを掛けて、ペドロコスタは次のように述べています。2020/09/27

ムチコ

3
平明で真率、映画と目の前にいる若い人たちへのリスペクトに満ちている。(映画の方法論にどう生かすかはそれぞれあるにしても)世界と向かい合うときの謙虚さ、それを語る姿勢の美しさ。何度も涙ぐんでしまった。2018/07/14

kentaro mori

3
ブレッソン的美学に近い。「意図を持って映画を作ってはいけない」●「太陽の光は、私の想像力とは関係なくそこにあります。太陽の光が木に降り注いでいる。そこを犬が通る。それだけですでにそこに世界が存在しているのだと思います。そしてその世界はじっさいに起きた現実だけではなく、想像されたものから成り立つものでもあるように思うのです。他者だけが知っているものなのかもしれない。だからこそ、私は他人が想像していることに興味があるのです。そう考えるようになってから、映画のなかでは私自身の想像力を排していくようになりました」2018/06/03

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