内容説明
『FLAT HOUSE LIFE』のアラタ・クールハンドが古物の魅力やお宝入手法、古材を使う古家リノベ術などをイラストと写真で楽しく解説。お金を使わずともこんなに豊か。断捨離よりも「再評価」。大切なものは、あなたのすぐそばにある。
目次
REVIVAL story(FLAT HOUSEの再評価;古い平屋はこうして生まれ変わる;FLAT HOUSE villaができるまで ほか)
Patina in my Life 暮らしに古物を!(ビンテージライト;モダンテーブルウェア;レトロアダルトマガジン ほか)
Omnibus of Patina in my Life
著者等紹介
アラタ・クールハンド[アラタクールハンド]
イラストレーター/文筆家。広告、挿絵、ロゴタイプの制作などの「描く」と、文筆の「書く」を仕事とする。09年フラットハウスと名付ける首都圏に残る古い平屋住宅とそこで暮らす住人たちを紹介する『FLAT HOUSE LIFE』をリリース。以降は住宅そのものから生き方を考えることをテーマにした著書を多く発表する。また自らも工具を握り、その家のオリジナル度を重視しつつビンテージ建具などを使用して中古住宅のレストアを手掛ける『FLAT HOUSE planning』を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yyrn
22
「PATINA(パティーナ)」という言葉を初めて知ったが、これから日本でも流行っていくのではないか。何も高級アンティークばかりでなく、古くなったモノに新たな価値を見つけて手を入れて大切に使う。古くなったからといって処分するのではなく、経年劣化を侘び寂びの心?で楽しむ。古くなった家、小物や家具、クルマをリバイバルして楽しむ事例を具体的に紹介してくれる本。コツは「清掃」という指摘には納得。昔ながらの古家でもきれいに片付いていると輝いて見える(今の時期は寒いけどw)2020/12/20
さゆう
2
平屋再生を趣旨とし、ライト・鉛筆削り・テント…などなど様々な"Patina"を紹介した一冊。それらの入手法やオススメ店も紹介されており、自らも何か買いたい!とひどく物欲が刺激されること間違いなしなのがこの本だ。DIYの様がそこかしこで見られる本書では、ペンキ塗りの方法や材料が紹介されており、本を挟んで眼前に広がる壁を塗り塗りしたくなることこの上ない。本が隙間にあって本当に助かった。最近中古品に魅了されているので、本書とはひどく有意義な時間を過ごしてしまった。ともかく、切符を買ってアンティーク店へ行こう。2020/08/30
Haruka Tatsumi
0
「再評価こそ人生を楽しむ術である」2020/11/02