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内容説明
70年代後半にカバンひとつと、古びたギターを抱えて海を渡った男がいた。人種差別を受けながら、ブルースの本場で認められた唯一の男…いつしか人びとは彼を「ミスター・イエロー・ブルース」と呼んだ。アメリカ合衆国に一人戦いを挑んだミスター・イエロー・ブルース大木トオル魂のドキュメント。
目次
1 日本人の戦い
2 旅立ち
3 ビッグ・ファミリー
4 ニューヨークの日本人
5 空母ミッドウェイCV41
6 日本公演
7 オオキファミリー・ニューヨーク・コネクション
8 マイク・ブルームフィールドの死
9 アルバート・キングへの挑戦
10 ハーレムに帰る
著者等紹介
大木トオル[オオキトオル]
東京都日本橋人形町生まれ。1976年渡米、現在はニューヨーク在住。日本人ブルースシンガーとして初めてアメリカ永住権を取得。日米のブラック・ミュージックの架け橋となり、数多くの全米コンサートツアーを成功させるとともに、プロデューサーとしても多くのBIGアーティストを育てる。同時に、動物愛護家として日米親善に尽くし、動物介在療法の捨て犬のセラピードッグ育成のパイオニアとして70年代より活躍。社会福祉学者(日米)。2002年、全国的な組織として「国際セラピードッグ協会」を設立、代表に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。