内容説明
介護現場の中で自分を見失わず、一人ひとりのもつこれまでの知識や経験を生かすためには、新人として効果的に仕事を覚え、良い教えを引き出す必要があります。
目次
1 新しい職場での心がけ(職場文化の違いを調整するために;新人指導から学ぶ方法)
2 基礎技術力を確認する(介護技術をどのように学ぶのか;独り立ちの目安―チェックリストの活用;介護技術に関係する留意点)
3 人として向き合うために(気兼ねなく話ができるように;一緒に楽しめる機会をどのようにつくるのか;認知症高齢者から学ぶ援助関係)
4 仕事の思考方法(科学的な思考方法を身につける;要領よく必要な記録を書く心得;生活の中で利用者を理解すること―考え方の枠組み)
5 来たるべきリスクへの備え(ストレスと上手に付き合う方法;自己のリスクと向き合う方法;職場仲間で備える仕組み)
著者等紹介
五十嵐雅浩[イガラシマサヒロ]
1960年北海道生まれ。東京都立大学大学院博士課程単位取得満期退学。社会福祉法人桧の里あさけ学園(三重県)、社会福祉法人嬉泉のびろ学園(強度行動障害事業担当)(千葉県)等の自閉症児専門支援施設での経験を経て、横浜国際福祉専門学校、佐賀女子短期大学、長野大学、北海道教育大学(准教授)等にて、研究・教育に携わる。その間、自治体の福祉行政アドバイザー、JA地域福祉アドバイザー、教職員10年研修、福祉、市町村社会福祉協議会職員、民生・児童委員、各種福祉関係団体等の職員研修講師等を歴任。現在、(株)日本アメニティライフ協会本社にて教育研修の他、雇用対策等の業務に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。