内容説明
アンジェロ・マンジャロッティ(1921‐2012)は戦後のイタリアを代表するミラノ生まれの建築家である。コンクリートや鉄や大理石など、各素材の特徴を活かした組み立て工法で作品を実現した。スイス・イタリア語圏大学メンドリシオ建築アカデミーのフランツ・グラフとフランチェスカ・アルバーニが、その研究成果を代表する10作品(1961‐1978竣工)を報告する。スイスとイタリアを巡回し、2019年9月に東京で開催する展覧会に合わせて本書を出版する。
目次
EXPERIMENTATION(スプリューゲン・ブロイ社倉庫およびオフィスビル メストレ(ベネチア)1961‐1964
海の見本市展示館 ジェノヴァ 1962‐1963)
GRAVITY(エルマグ社工場 リッソーネ(モンツァ・エ・ブリアンツァ)1963‐1966
レマ社工場 アルツァーテ・ブリアンツァ(コモ)1969‐1979
フェグ社エントランス棟 ジュッサーノ(モンツァ・エ・ブリアンツァ)1976‐1979
フィアット代理店 ブッソレンゴ(ヴェローナ)1976‐1979)
MODULE(アルミタリア社の工場及びオフィス チニゼッロ・バルサモ(ミラノ)1968‐1971
スナイデロ社のオフィス、展示場とサービス施設 マイアーノ(ウディネ)1971‐1978
集合住宅 モンツァ 1968‐1975
集合住宅 アロジオ(コモ)1974‐1978)