出版社内容情報
民俗写真家松田高明氏が撮影した、最上地方の消防団と消防小屋の写真集。計88か所の写真とマップ、小屋の図面、新庄市長のメッセージ、エッセイ等を収録。
内容説明
本書は、山形県新庄市に在住する民俗写真家松田高明が約3年をかけて撮影した、山形県最上地方の消防団と道具類の格納施設(消防小屋)をまとめた写真集です。消防団が使用する消防小屋は、規模は小さいものの、活動を支える大事な建物です。なかでも、山形県最上地方の消防小屋は、昭和初期に建てられたものも多く現存しており、細部に洋風の装飾を取り入れたデザインはユニークで、近代建築の歴史からみても価値があります。それらの多くが建物の老朽化などの問題により取り壊しの危機にあります。このような特殊な発展を遂げてきた山形県最上地方の消防小屋、および現地で活動する消防団の方々をおさめています。全撮影は88点におよびます。