内容説明
池長孟にみる大富豪・美術コレクターの矜持。持てる者は社会に還元すべし/植物学者牧野富太郎の支援、“聖フランシスコ・ザヴィエル像”などの発見と蒐集。多くの美術品を戦禍から守り、愛する神戸に遺した。
目次
第1章 「聖ザヴィエル像」の発見と数奇な運命
第2章 大富豪、池長孟の誕生
第3章 植物学の権威、牧野富太郎を援助
第4章 南蛮美術、波瀾万丈のはじまり
第5章 芸術と文化と愛
第6章 昇華する南蛮美術蒐集
第7章 戦後の清貧と蒐集家魂
著者等紹介
大山勝男[オオヤマカツオ]
1953年12月、神戸市生まれ。週刊大阪日日新聞(大阪日日新聞)記者。ノンフィクションライター。週刊金曜日誌上「泉芳朗の闘い~奄美復帰運動の父~」(第12回週刊金曜日ルポルタージュ大賞佳作)、「教科書密輪事件~アメリカ占領下の奄美教育秘史~」(第13回・同)を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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