内容説明
「うつ状態」=人間の正常反応:手が打てる。「ロボット」症=人間の異常反応:手が打てない。両者は同根・逆症。本ものの対策に、実体験を重ねている二人の科学者が答える。
目次
第1章 「うつ大国」日本
第2章 的外れのメンタルヘルス対策
第3章 ストレス裏腹論
第4章 「自己実現」を支配する己の「気」
第5章 「うつ反応」と「ロボット反応」を“量産”させているものの正体
第6章 ここからどう脱出していくか
付章 終りに四つのことを
著者等紹介
藤田英夫[フジタヒデオ]
1933年、東京に生まれる。義務教育修了後、1951年、社団法人「ユネスコ日本」に就職。同参事を経て1961年、マネジメントセンター設立。1971年、組織革新研究会を小林茂(ソニー常務取締役・当時)と協同設立。1983年、同キャンパスリーダーに就任。以降、大中企業における「人と組織」の変革、「人間力」再生の研究と実践に従事
吉野聡[ヨシノサトシ]
1978年、神奈川県に生まれる。2003年、筑波大学医学専門学群を卒業、医師免許を取得。筑波大学・松崎一葉教授のもとで、精神医学と産業医学に関する研鑽を積む。2007年博士(医学)、2010年法務博士取得。東京都知事部局健康管理医、筑波大学医学医療系助教・付属学校統括産業医を経て2012年、吉野聡産業医事務所を開業し独立。現在、新宿ゲートウェイクリニック院長、ゲートウェイコンサルティング株式会社代表取締役、株式会社ヒューマニーズ代表取締役社長として、診療から産業医業務、予防医学的メンタルヘルスコンサルティングまで、幅広くメンタルヘルス関連業務に従事。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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