出版社内容情報
就学前~
◆国際図書館連盟(IFLA)「絵本で世界を知ろうプロジェクト」選定図書◆
◆第23回いたばし国際絵本翻訳大賞(イタリア語部門)受賞作品◆
◆全国学校図書館協議会選定図書◆
◆日本子どもの本研究会選定図書◆
こどもってね、ちいさな ひと。 でも、ちいさいのは すこしのあいだ。 いつのまにか しらないうちに おおきくなる。
こどもってなんだろう? そんな哲学的な問いが名作絵本を生み出しました。
様々なシーンの子どもたちが勢いのあるタッチで大胆に描かれ、子どもの感性がしなやかな言葉でつづられます。作家自らが「代表作」と呼ぶベストセラー絵本、待望の邦訳!
作●ベアトリーチェ・アレマーニャ Beatrice Alemagna
1973年、イタリア・ボローニャ生まれ。いま、最も注目を集める絵本作家のひとりである。イタリア・アンデルセン賞最優秀画家賞ほか、受賞歴多数。本作は10か国以上に翻訳され、ヨーロッパを中心に世界的ベストセラーとなっている。邦訳作品は他に『もうふのなかのダニィたち』(ファイドン)など。パリ在住。
訳●宮川絵理子 みやがわ えりこ
1987年、東京都生まれ。東京外国語大学外国語学部にてイタリア語を専攻。卒業後、イタリア・トスカーナで6年間を過ごす。シエナ大学史学文化財学科人文科学コース(美術史専攻)在学中に、第23回いたばし国際絵本翻訳大賞(イタリア語部門)最優秀翻訳大賞を受賞。2017年に同大学を卒業、帰国。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
46
子供向けというより大人向けかな。哲学的な感じです。「こどもってね、みんないつかおとなになる ちいさなひと」。誰しも子供の頃があって今がある。この一言につきますね。2019/02/16
しろくま
23
子どもよりも大人が読んだ方が感じるものがあるかな?子どもって今この瞬間を全力で生きているのですよね。そして、誰もそんな子ども時代があったのだよな。知らん顔して大人になってしまったように見えるような人も。子どもたちにとって未来が明るいものであって欲しいなと思う一冊でした。ゆっくり眠ってね♪2018/12/08
たまきら
22
表紙借り。だってかわいいんだもん。中読むと、こどもあるある。オタマさんニヤニヤ。「うんうん」っていったり、「いや~たまちゃんはそうでもないなあ」なんて言いつつ。時々くっついて来たり。でも週末初めて一人で寝支度して一人で寝たオタマさん。今夜は一人で寝るそうですよ。楽しみ楽しみ。ちなみにイタリアの本で、「バンビーノ,たまちゃんならバンビーナだね!」といったらずっと歌っててかわいかった。こどもあるある。2018/02/28
ヒラP@ehon.gohon
21
子どもたちって、大人をどのように考えているんだろう。 思い出で考えるよりも、今の子どもたちにたずねた方が早いですね。 この本にはいろんな子どもたちが登場します。 子どもたちの表情を見ているだけで楽しくなります。 みんな一生懸命子どもをしています。 子どもたちを大切にしなくてはと思いました。2019/10/12
ふじ
19
これはこどもらしさが滲み出ている。もしかしたら1人読みでうなずいたりするんじゃないだろうか。というわけで息子の手の届く所に置いてみようと思います。子ども心を忘れた、子どもに関わる大人にも。2019/04/24