ユードラ・ハニーセットのすばらしき世界

個数:
電子版価格
¥2,090
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

ユードラ・ハニーセットのすばらしき世界

  • ウェブストアに6冊在庫がございます。(2025年05月06日 03時49分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 464p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784908184512
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

ユードラ・ハニーセットはひとり暮らし。人づきあいもせず、単調な日々を送っている。周囲に向ける視線も態度も辛辣で、厭世家という言葉がぴったりの老人だ。日々思うように動かなくなる自分の体。このままだといずれ病院のベッドに寝かされ、たくさんのチューブをつけられて死を待つしかなくなる。それならば、自分の意志で人生を終わらせたい、尊厳を持って死を迎えたいと考え、ユードラは安楽死を求めてスイスのクリニックに電話をかける…。

著者等紹介

ライアンズ,アニー[ライアンズ,アニー] [Lyons,Annie]
書籍販売、出版業界での勤務を経て作家デビュー。イギリスで『Not Quite Perfect』をはじめとする7作品を発表しており、本書はその6作目。執筆活動のかたわら、創作の指導も行う。夫とふたりの子どもとともに、ロンドン南東部在住

金原瑞人[カネハラミズヒト]
1954年岡山市生まれ。法政大学教授・翻訳家。訳書は児童書、ヤングアダルト小説、一般書など600点以上。訳書に『不思議を売る男』『青空のむこう』『国のない男』『月と六ペンス』『彼女の思い出/逆さまの森』『何かが道をやってくる』『小さな手 ホラー短編集4』など。エッセイ集に『翻訳はめぐる』など。日本の古典の翻案に『雨月物語』など

西田佳子[ニシダヨシコ]
名古屋市生まれ。東京外国語大学英米語学科卒業。翻訳家・大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナミのママ

67
心に染み入る余韻がまだ続いている。こんな幸せな死に方があるだろうか。85歳で独居、他人との付き合いを避けちょっぴり皮肉屋の老婦人ユードラ。身体のあちこちは痛み、杖はついているものの、まだまだしっかりしている。そろそろ自分の生涯に終止符を打ちたいと、安楽死を求めてスイスのクリニックを検討中。そのタイミングで隣家に10歳のローズが越してきた。この現在進行形の展開と、ユードラの過去が交互につづられる。幸せとはなにかが押しつけがましくなく描かれ、高齢者の出会い、新たな付き合い方にもあたたかみを感じる良書。2024/09/09

しのぶ

5
2024年も残りわずか、いい本に出逢えた!「安楽死を求める85歳のユードラは、厭世家という言葉がぴったりの老人」と紹介されているけれど、ちょっと違うような。歯車がうまく噛み合っていなかった彼女の人生が、新たな出逢いによって再び輝きを取り戻していく。そういう筋立ては想像の範囲内だったけど、「ユードラ・ハニーセット」という人格が形成される過程が挿入されているのは予想外で、これがよかった。それぞれの人物像もステレオタイプじゃないのもいい。猫がいい味出していて、なんといってもかわいいのも!2024/12/16

kuku

0
誰かのために生きて、裏切られて、苦しんで、別れて、閉ざして歩んできたユドーラの人生の最後に素晴らしいプレゼント。どう生きるかどう死ぬかを改めて考えさせららる作品だった。しかし、決して重苦しいだけの内容ではなく、楽しく読めることは素晴らしいと思う。2025/02/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21913256
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品