目次
序章 もっと外に出て太陽光線を浴びよう―ビタミンDと太陽光線
第1章 心と身体と太陽
第2章 太陽の衰退
第3章 太陽光線が病気を防ぐ
第4章 太陽光線―過去・現在・未来の病気を治す万能薬
第5章 安全な日光浴
第6章 太陽と健康の新しい関係
著者等紹介
ホブデイ,リチャード[ホブデイ,リチャード] [Hobday,Richard]
イングランド生まれ。工学博士。公認技術士。英国エネルギー・インスティテュート会員。建築環境における太陽光と健康についての研究の第一人者。エネルギーの保存や太陽光に関する技術の研究により、イギリス・クランフィールド大学工学大学院より博士号を授与される。1980年代より、エネルギー効率を高めた建築が健康におよぼす影響を研究。機械工学、サステイナブル・デザイン、都市計画、感染症予防、公衆衛生と多彩な分野を結びつけ、太陽光線と戸外の新鮮な空気を積極的に取りこむ建築を追求している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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わえ
4
冬になって「冬期うつ」的症状が気になるこの頃、太陽光の重要性についてより深く知りたいと思って読む。太陽光からの紫外線を浴びることでビタミンDが生成されるということはよく言われているが、そのビタミンDが生体にどのように重要かまではよく知らなかった。ビタミンDが不足すると高血圧や糖尿病などさまざまな病気のリスクが高まる恐れがあることを知った。季節性情動障害(SAD)の改善にも太陽光は良い。大戦中の創傷の治療に太陽光が大活躍していたことは初耳で、とても興味深く読めた。意識して太陽光を浴びていくようにしたい。2018/12/29