内容説明
ネットでも実生活でも急増する「絶対謝らない人」。メディアで糾弾されている政治家や著名人、私たちの身近にいる人まで、自分に明らかに非があったり、どう見ても謝罪すべき状況に立たされても、絶対謝ろうとしない人たちをよく目にするようになった。厳しく追及されても、非を認めるどころか、逆に相手を攻撃したり、屁理屈をこねたり、取り合わなかったりすることで、明確な謝罪だけはしないように立ち回ろうとする。なぜ彼らは、そこまで謝罪を忌避し、自己正当化にこだわるのか。「絶対謝らない人」のいびつな心理を読み解く。
目次
第1章 何があっても「謝らない人」が増えてきた
第2章 「謝らない人」の、いびつな心理に迫る
第3章 そもそも「謝罪」とは何か
第4章 ほんとうの謝罪ができない人の胡散臭さ
第5章 ウソ、屁理屈、論破自慢…「謝らない日本人」はなぜ増えた?
第6章 「謝らない人」とどうつき合うか
著者等紹介
榎本博明[エノモトヒロアキ]
心理学博士。1955年東京生まれ。東京大学教育心理学科卒。東芝市場調査課勤務の後、東京都立大学大学院心理学専攻博士課程中退。川村短期大学講師、カリフォルニア大学客員研究員、大阪大学大学院助教授等を経て、現在、MP人間科学研究所代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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トムキャット
2
アルアルが書いてある アドラーが出てきた時は笑ったわw あとは期待しない事だそうです2025/08/04
リョウ太郎
0
読んでみましたが、そこまで深い内容は書いていなかった。困った事例に共感する部分はあったものの「だからどうすべきか」といった観点で書いてほしかった。2025/07/06
deadman11
0
謝らない人の思考メカニズムが分かり、スッキリした。謝らない人への対処方法も分かった。それでも残るモヤモヤ感の理由は、なぜ謝らない人間がのうのうと生きていられるのかという絶望的な現実です。2025/06/14