詩想社新書<br> 絶対「謝らない人」―自らの非をけっして認めない人たちの心理

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詩想社新書
絶対「謝らない人」―自らの非をけっして認めない人たちの心理

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  • サイズ 新書判/ページ数 200p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784908170362
  • NDC分類 361.4
  • Cコード C0295

内容説明

ネットでも実生活でも急増する「絶対謝らない人」。メディアで糾弾されている政治家や著名人、私たちの身近にいる人まで、自分に明らかに非があったり、どう見ても謝罪すべき状況に立たされても、絶対謝ろうとしない人たちをよく目にするようになった。厳しく追及されても、非を認めるどころか、逆に相手を攻撃したり、屁理屈をこねたり、取り合わなかったりすることで、明確な謝罪だけはしないように立ち回ろうとする。なぜ彼らは、そこまで謝罪を忌避し、自己正当化にこだわるのか。「絶対謝らない人」のいびつな心理を読み解く。

目次

第1章 何があっても「謝らない人」が増えてきた
第2章 「謝らない人」の、いびつな心理に迫る
第3章 そもそも「謝罪」とは何か
第4章 ほんとうの謝罪ができない人の胡散臭さ
第5章 ウソ、屁理屈、論破自慢…「謝らない日本人」はなぜ増えた?
第6章 「謝らない人」とどうつき合うか

著者等紹介

榎本博明[エノモトヒロアキ]
心理学博士。1955年東京生まれ。東京大学教育心理学科卒。東芝市場調査課勤務の後、東京都立大学大学院心理学専攻博士課程中退。川村短期大学講師、カリフォルニア大学客員研究員、大阪大学大学院助教授等を経て、現在、MP人間科学研究所代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

a.i

5
★★★今まさに悩まされている職場の後輩(社会人1年目)、同僚、そして私の母のことがそのまんま書いてある感じ。 自己愛が強い、認知能力に問題がある、メタ認知が機能しない、倫理観が欠如している云々……どれも納得。 「なんの期待も持たないこと」「自分の中に無意識に抱えている甘えを自覚して、それを捨てること」「謝らない人の心理メカニズムがわかれば、その種の人に振り回されることなく無難に関われるようになるはず」とあるが、それがなかなか難しいから悩むのよ…2025/08/16

成寿小野

3
私は人からよく「謝らない」と指摘されるが、その理由として①自己の優位性が下がる②卑下してしまう③揚げ足を取られる④非を認める恐怖心など、仕事上、支障になりがちと思い、謝らないことが多い。 「謝らない人」を心理学的に分析されるとしっくりくる。謝ることで、信頼が生まれることもあり、じぶんに向き合うことができるが、今から修正が可能か?2025/08/15

トムキャット

3
アルアルが書いてある アドラーが出てきた時は笑ったわw あとは期待しない事だそうです2025/08/04

ウンボ

2
偏った主張。謝られる立場の人が優位すぎやしないだろうか。一方的に過失した方を諌めるから問題が悪化する。更に分断を生みかねない、よくある対立煽り本と思われる。 ただ、謝罪に必要な7つのポイントは参考になる。あと謝られる人や、外野がどういう思考回路なのかも書いてある。ほとんどの人はそうではないが、この本は優位性を盾に私刑に走る人の思考回路に近いと感じた。鵜呑みにせず、注意深く読むと良いだろう。2025/08/27

deadman11

1
謝らない人の思考メカニズムが分かり、スッキリした。謝らない人への対処方法も分かった。それでも残るモヤモヤ感の理由は、なぜ謝らない人間がのうのうと生きていられるのかという絶望的な現実です。2025/06/14

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