内容説明
作者は、かつて復帰直後、「たとえ俺たちが従順にみえても/そこで/無言のまま耐えてきた時間の堆積は/打ちつけてもたじろがぬ/闘いの武器とならねばならぬ/盲目でありすぎる俺たちへの/最初の告発のことばとならねばならぬ」(「闘いへの序章」)と歌った。そして現在、「新軍事基地建設」という、復帰後最大の国家暴力の突出に直面して、作者は、おのが「詩」の解体をも顧みず、いかに“コトバ”の力動的想像力の駆使によって、状況の根柢へ対峙せんとしてきたのか、その苦しい格闘の軌跡である34の詩篇をもって開示する。
目次
1(言葉の受難;球体と裂開;きみの名は ほか)
2(内破;移設承認前夜;祭りのあと ほか)
3(少年;甘蔗伐採期;白い花―旧歴一月十六日祭 ほか)
著者等紹介
新城兵一[シンジョウタケカズ]
1943年沖縄県宮古島市(旧城辺町)字新城833の2番地で生を受ける。『未決の囚人』、『流亡と飢渇』など十数冊の詩集を刊行。評論集『生存と仮構』、『負荷と転位』、その他評論多数あり(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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