感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハッシー
115
★★★★☆ 外資で働いていると、痛感するディベート力のなさ。いろんな人種と仕事をするが、特に日本人は文化的背景や学校教育の問題からディベート能力が圧倒的に低く、自分の意見をしっかり持ち、事実と論理に基づいて相手を説得し、合意形成をするということが全般的に苦手。これは語学力をいくら磨こうが、解決しない。コンサルティングの豊富な実践経験と、数々の競技ディベートで優勝経験を持つ著者が、ディベートを通して培った能力を、人生や仕事にどのように活かすことができるかを分かりやすく解説している。番外編の対談も参考になる。2018/09/26
ハッシー
23
★★★★☆2017/12/05
しろうさぎ
4
先日の大統領選候補の公開「口論」会で「ディベートの本場だというのに…」という嘆きを耳にして、Primeで数年積みっぱなしの本書を片づけることにした。日本人の御多分にもれず、私も論理的に考えを詰めて交渉するのが苦手だ。欧米かて大したことないやん、と悪い見本で安心したりせず、これからの社会を生き抜くために基本を知っておいても損はない。ただタイトルの「道場」には、どうにも「秘すれば花」のような日本古来の求道的精神論を連想してしまう。2020/10/21
えりここ
1
ディベートできること、論理的に考える事がいかに大切かが伝わってくる本。 最初期待していましたが、 この本だけでディベートができるようにはならない模様。 巻末の対談の中に ・主張は「何が言いたいのか」 ・理由は「なぜなのか」 ・根拠は「本当なのか」 の三点を満たせば主張は最低限のまともな形にはなるみたいな表記があり、なるほどと思いました。 あとプラスでどんな反論が考えられるか想定 を心がけて日々考えて生きようとぞ思ふ。2019/06/13
redhotkick
1
後半、ディベートに関しての複数の人との対談であったが、ディベートがもっと普通になってほしいことが感じられた。昔、テレビでディベートのTV番組があったが、そういうのが必要なのだと思う。2017/08/26