内容説明
「自然と人が共生」する社叢とは。かつて日本列島に住みついた人々が「神々の森」を創ったのは、厳しく、しかし美しいこの日本の自然をただ畏怖し、あるいは制御するだけでなく、積極的に共生しようと考えたからであった。
目次
1 社叢と神社が果たす役割(神社のたたずまい;歴史に見る社叢の伝播 ほか)
2 社叢をどのように保全するか(神木・名木 その保護の問題点;祭礼・神事で使われる植物 ほか)
3 社叢と人のつながり(吉志部神社の社叢管理と紫金山みどりの会;氏子さんと進める森づくり ほか)
4 都市における社叢の機能(地域の拠り所としての民間信仰の場;都市における歴史的緑地としての社叢 ほか)
5 災害で社叢が果たした役割(命を守る築山―日和山と命山;女性宮司の社叢再生の足跡 ほか)
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