内容説明
東日本大震災から四年が経つ。しかし、なぜこれほど復興が遅れているのか。そもそも大震災以降、政府の対応の何がダメだったのか。そして今、被災地はいかにして復興を目指そうとしているのか。作家・大下英治が緻密な取材で、大震災発生直後から今に至るまで復興が進まない現実と、被災地の人々の戦いぶりを浮き彫りにする珠玉のノンフィクション。
目次
第1章 希望と絶望が交錯する東北の現実
第2章 悪夢がそれぞれの運命を直撃した
第3章 被害を増幅させた「菅政権の迷走」
第4章 奮闘する自治体、立ち上がる人々
第5章 福島第一原発…誰が“想定外”を拡大させたのか?
第6章 福島原発事故で「民」が棄てられていく
おわりに 平成二十七年は勝負の年だ
著者等紹介
大下英治[オオシタエイジ]
1944年広島県生まれ。『週刊文春』特派記者として活躍後1983年に同誌を離れ、作家として独立。『小説電通』(ぶんか社)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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