内容説明
初学者が理解しておくべき民法上の一般的、基本的な問題を設題として取り上げ、具体的な事案に即して、判例、通説の立場から平易に解説した書籍です。類似の論点を異なる角度で学びとり、より深く理解することができます。
目次
民法九四条二項類推適用の法理と所有権の時効取得
賃貸人の地位と譲渡
無権代理と相続
債権の二重譲渡
解除と第三者
即時取得（善意取得）
表見代理と不動産の二重譲渡
合意の瑕疵と手附解除
金銭債権の回収
売買契約の効果と詐欺取消しの効果
無権代理と即時取得
詐欺取消し及び解除と第三者
通謀虚偽表示と第三者
代理権消滅後の越権行為
不完全履行と瑕疵担保責任
動産の二重譲渡
不動産の二重譲渡
表見代理と転徳者
通謀虚偽表示と不動産の二重譲渡
賃借人の地位の譲渡と賃貸借契約の解除
著者等紹介
出口尚明［デグチヒサアキ］
昭和５１年京都大学法学部卒業。最高裁判所司法研修所における司法修習修了。東京地方裁判所判事補（民事通常部、保全部）。人事院派遣行政官長期在外研究員としてパリ第２大学大学院博士課程。札幌地方裁判所判事補（民事通常、執行、会社更生、破産事件集中部）。最高裁判所事務総局行政局付（行政、労働、無体財産権）。民間企業研修長期研修員として三井物産株式会社において研修。名古屋地方裁判所判事（民事通常、労働事件集中部）。弁護士（第一東京弁護士会）。中央大学専門職大学院法務研究科教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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