内容説明
初学者が理解しておくべき刑事訴訟法上の一般的、基本的な問題を設題として取り上げ、具体的な事案に即して、判例、通説の立場から平易に解説した書籍です。個々の知識を具体的な動きの中で整理し、「生きた知識」として身に付けることができます。
目次
第1章 訴因の特定・起訴状一本主義など(共謀共同正犯と実行共同正犯・釈明;殺人罪の共謀共同正犯・訴因の特定と、それと異なる日時場所での共謀認定 ほか)
第2章 訴因変更など(窃盗教唆→共謀有償譲受け;窃盗教唆→共謀・訴因変更命令 ほか)
第3章 伝聞法則など(推測事項の供述など、挙証責任;間接事実など ほか)
第4章 自白調書の証拠能力など(被告人の供述録取書、共犯者の供述;違法収集証拠と同意 ほか)
第5章 逮捕・勾留など(勾留、訴因変更;逮捕、訴因変更)
著者等紹介
小木曽綾[オギソリョウ]
昭和59年中央大学法学部法律学科卒業、平成3年中央大学大学院法学研究科博士課程後期満期退学。平成8年駒澤大学法学部専任講師、平成12年同助教授、平成18年中央大学法科大学院教授。平成24年より日本刑法学会理事、平成19年より司法試験考査委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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