内容説明
今までなかった自転車を考案し、会社をつくり、多胎育児支援NPOを立ち上げた、双子ママの物語。
目次
第1章 試作機の日々(このころの記憶がないんです;やっとお出かけできるようになっても ほか)
第2章 会社をつくるまで(“紹介役”を探す;「教えてください」の電話をあちこちにかけて ほか)
第3章 ふたごじてんしゃ発売(この街とのご縁;「創業した体験」を初めて話す ほか)
第4章 つなげる(19歳のわたしも困っていたけれど;通信制大学での学び ほか)
著者等紹介
中原美智子[ナカハラミチコ]
社会福祉士。株式会社ふたごじてんしゃ代表取締役。特定非営利活動法人(NPO法人)つなげる代表理事。一般社団法人日本多胎支援協会理事。1971年、大阪府生まれ。2003年に長男、10年に双子(次男三男)を出産。多胎育児の難しさに直面した経験から双子同乗自転車を発案、メーカーへの企画提案・営業活動を自ら行い、16年に株式会社ふたごじてんしゃを設立。18年、ふたごじてんしゃ発売開始。同年、多胎育児を支援するNPO法人つなげるを設立。17年、神戸親和女子大学通信教育部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Mc6ρ助
11
『電車に乗っていると、女性向けの起業フェアが開催されるという中吊り広告(p49)』『そういうのって、「女だから輝け」といわれているようで、ちょっと嫌だった。この創業スクール・・ここに集まったメンバーたちが考えていることは、男性目線ならば 「それはビジネスにはならない」と言われるようなものでした。でも、それを解決し、仕事にすることで、社会がよいものになると信じることができるものでした。(p96)』男もまずはそう言うことからだと気がつけたらアベノミクスなんて要らなかったんだよね。毎日新聞の書評が過激。2022/11/01