内容説明
こどものあらゆる皮膚疾患を診てきた著者が、こどもの皮膚を診るすべての診療科の方々に役立つように、皮膚診療のノウハウを基本から余す所なく解説しました。こどもの皮膚なら、この1冊。よく診る皮疹から稀な疾患まで、200点を超える症例写真を掲載。皮膚の診かたのコツ、鑑別のしかた、治療のポイントを丁寧に解説。治療、薬剤、患者指導について最新の内容にアップデート。皮疹の表現法や特殊な検査・治療について解説した皮膚科用語集付き。
目次
第1章 こどもの皮疹を上手に診るための10ヵ条(緊急を要する皮疹を知る;発熱を伴う発疹の所見のとり方をマスターする;所見の記載のしかた、特に鑑別診断を念頭に置いた皮膚所見の上手なとり方を学ぶ ほか)
第2章 こどもの皮疹の鑑別診断(発熱を伴う皮疹;痒みの強い皮疹;痛みの強い皮疹)
第3章 こどもの皮疹アトラス(全身性の皮疹;特定の部位の皮疹;外陰部紅斑の鑑別 ほか)
著者等紹介
馬場直子[ババナオコ]
1983年滋賀医科大学医学部卒業。横浜市立大学医学部病院ローテート研修。1994年神奈川県立こども医療センター皮膚科部長。横浜市立大学皮膚科臨床教授兼任。日本皮膚科学会会員・専門医。日本小児皮膚科学会運営委員・学校保健委員・日小皮会誌編集委員。日本臨床皮膚科医会会員。日本皮膚免疫アレルギー学会会員。無痛無汗症の会「トゥモロウ」賛助会員。厚生労働省「先天性無痛症の診断・評価および治療・ケア指針作成のための研究班」研究分担者。厚生労働省「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」作成委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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