内容説明
報道写真家樋口健二に師事し、1990年来中国SL写真家として高名な著者が、中国と北朝鮮間にかかる7本の橋(橋脚のみも含む)と北朝鮮とロシア間の鉄道橋を訪ねた紀行写真集。2012年11月~2014年5月にかけてと、2014年12月~2017年5月の追加取材を1冊に。鉄道地図にもない幻の橋を含む貴重写真約70点を迫力のB5判で掲載。読み応えある紀行文に、中露国境の再建鉄道や満鉄廃線跡の現在も紹介。鉄道地図も充実。
目次
第1章 鴨緑江に架ける橋(丹大高速鉄路;東辺道縦貫鉄路計画;瀋丹高速鉄路 ほか)
第2章 豆満江に架ける橋(和坪鉄路;検問;国境の銃撃戦 ほか)
第3章 中露国境への鉄路(東清鉄道建設;撤去路線;汪清森林鉄道との邂逅 ほか)
著者等紹介
小竹直人[コタケナオト]
1969年新潟市生まれ。1991年日本写真芸術専門学校卒。報道写真家・樋口健二氏に師事。1990年から今日まで中国のSLを撮り続け、2012年から中朝中露国境の鉄道遺構の取材も同時進行で取り組んでいる。鉄道写真愛好家を対象とした「火車撮影家集団」の主宰としてグループ展の企画・運営を手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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