ビジネスセオリー
レベルアップをめざす企業法務のセオリー応用編―一段上の実務とマネジメントの基礎を学ぶ

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  • サイズ A5判/ページ数 229p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784908069369
  • NDC分類 335
  • Cコード C2032

内容説明

レベルが上がれば、法務はもっと面白い。東証一部上場企業現役法務部長が書いた企業法務の実務解説書。「法務部門のマネジメント」の実務も公開。法務の仕事は、もっと体系化できる。オリジナル法務研修資料88点を収録。

目次

第1部 企業法務遂行スキル(一般化する力・応用する力;答を創るということ;プレゼンテーション;トップへの報告)
第2部 典型的な法務案件のセオリー―進出から撤退まで(海外進出(現地法人の設立)
基本合意書(契約締結前の合意)
M&A
合弁事業(ジョイント・ベンチャー)
労務案件
事業撤退)
第3部 法務部門のマネジメント(法務部門責任者の役割;法務部門の役割・ミッション;法務部門の人材獲得・育成;法務部門の予算と経費管理;法務部門の活動計画)

著者等紹介

瀧川英雄[タキガワヒデオ]
1964年8月10日生まれ。1987年神戸大学法学部卒業。同年電子機器メーカー・オムロン株式会社に入社。法務・総務部法務担当課長などを務めた。現在は、FAメカニカル部品大手メーカー・株式会社ミスミを中核とする株式会社ミスミグループ本社法務室ジェネラルマネジャーとして、法務業務と後進教育にあたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

roatsu

11
法務部門(に限らず)のマネジメントに必要なノウハウの例示がなされていて、将来に向けて活かせる資料と思う。管理職としてのノウハウは上を見て盗むもの(笑)と思っているので、さらりとでも体系的な記述が確認できるのはありがたい。実務関連の章でも結構厄介な団交はじめ労務面の問題解決に踏み込んだ記載が目を引き面白い。企業法務担当はあくまで会社員としてビジネスに立脚することが第一なので、会社業務寄りに関連法令とのバランスのとれた見解を提供する本書の様なシリーズは重宝。無論お堅い基本書を押さえることも大事なのだが。2017/02/27

ちくわ

4
応用編の内容は、経験を経た「後」に何ができるかといったノウハウ、事業の進出や撤退のような複雑かつ応用的な案件の対処方法、管理職レベルが考える法務部門のマネジメントという3つの視点での「セオリー」となっている。自身の現在の立場を前提とするに、3つ目の部門マネジメント層の業務内容は興味深かった。もちろん自身でこのような業務を行うわけではないものの、一つ上の職位の視野を持つことで、部門の方向性を把握することにつながるし、また、部門マネジメント層に対してのアウトプットの内容もより深く検討できるようになると感じた。2020/07/04

pb_lack

1
前作が「企業法務とは何をするところか」という内容を体系化したものであったのに対し、法務の仕事は多少なりともやってきた上で管理職候補レベルを目指す人向けだろうか。自分で行う業務だけでなく、経営者層との繋がりなども意識したノウハウが書かれている。このレベルになるとマニュアル化するのは難しい部分もあるけどなかなか実践的で、業務の見直しによい。案件パートも重めの案件を前提としており、まさに「レベルアップをめざす」にふさわしい内容かと思う。全体として大企業向けではあるけどもこれは性質上しょうがないか。2016/02/26

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