出版社内容情報
「東京カフェマニア」主宰・川口葉子氏の著書。「お店の名前の由来」を素敵な写真と文章でご紹介。「東京カフェマニア」主宰・川口葉子氏の著書。「お店の名前の由来」を素敵な写真と文章でご紹介。
川口 葉子[カワグチ ヨウコ]
著・文・その他
内容説明
店名には、こんなにも人を惹きつける物語が隠れてる。映画の題名、動物たち、造語、偶然が生んだ奇跡…。珈琲をひとくち含んだ瞬間、208の「ナマエ」が香りたつ、いままでにない喫茶の名随筆、誕生―。
目次
第1章 カフェに名前をつけるのは難しい
第2章 芸術はイメージの源泉
第3章 コーヒーと日本茶とお菓子
第4章 それは誰ですか?
第5章 土地の名前、場所の記憶
第6章 動物と植物と百花繚乱
第7章 四季と暦、時間へのまなざし
第8章 言葉遊びの「あ」から「ん」まで
第9章 色彩と数字の魔法
第10章 手品師の帽子
著者等紹介
川口葉子[カワグチヨウコ]
ライター、喫茶写真撮影家。学生時代に喫茶店に入り浸って読書と夢想に耽る楽しみをおぼえ、以降、喫茶店やカフェを訪ねて全国を旅している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちなぽむ and ぽむの助 @ 休止中
156
明るくて開放的なカフェよりも、少し暗くて床板がぎしぎし言うような喫茶店が好き。できればお客は席の半分かそれより少ないぐらい。美味しい珈琲と甘味が少し。軽食や少しのお酒もあると更に嬉しかったり。最近は本屋さんのなかのカフェや私語は少なめで、と注意書きがあるところも増えてきて本好きには嬉しい。 よく行く喫茶店や訪れたことのあるカフェもちらほら載ってました。東京と京都は素敵なカフェが多いなぁ。引越しても近くに素敵なカフェと図書館はほしい今日この頃です。行きたいカフェが少し増えました。2020/01/29
ネコタ
54
興味深い本だった!ライターで喫茶写真撮影家の川口葉子さんによるカフェや喫茶店の名前の由来についてまとめたもの。いろいろな名前が出てきて店主の熱い思いが込められていたりもする。確かによく聞くな~って名前のところから珍しい名前も。行ったことあるお店や行きたいと思っているところもたくさん。家の近所の「マウンテン」も紹介されていたりと近所のお店もいくつか載っている。2019/04/08
シフォン
26
全国のカフェノナマエを調べているのかしら?確かに名前をつけるのは難しい。3文字で「ん」で終わる名前が運がいいのでは納得!覚えやすいしいいやすい。やはり、人、地名、山、動物、植物は多そうですね。芸術に絡んだものが多いのもわかる。店主のこだわりやコンセプトでつけたお店は意外と少ないのかな。川越の「あぶり珈琲」は焙りと避難所、隠れ家の2つの意味とはピッタリで素敵。行きたいお店はメモ📝しておかなくては。2019/08/17
青木 蓮友
16
うまいところに目をつけましたねー、川口葉子さん。この視点は相当の学がないと「へー」とか「はー」で終わってしまう。だって、店主たちの拘りの凝縮が「ナマエ」でしょう。文学から美術から何からとんでもなく幅広い知識がないと当然についていけない。それをもう目をキラキラさせてる雰囲気で膨らましたり広げたり、繋げたり、かるくボケたり。ご本人の嬉しがってる気配がホントわかるんです。とてもいい本、ガイドブックだと思いました。わたしが通っているカフェも掲載されていたし、魅力的なお店がほかにもたくさん。ぎっしりとメモりました。2019/02/27
tenori
11
もしも自分が名前をつける立場だったらどんな名前を選ぶだろう。カフェや喫茶店の名前をジャンルで選別して、その由来や名前に込められた想いを裏話なども交えながら紹介した本。足を運んでみたい店が増えました。2019/05/23
-
- 和書
- おとぎの森の動物刺繍