内容説明
河童火やろう(昔話)、ユングトゥ(沖縄歌謡)、伊曾保物語(仮名草子)、言語文化と「語り」の相関を切り開く。「口承文芸」研究の第一人者が現場から築いた「昔話研究」の新たな道筋。
目次
口承文芸の文化学とは―野村純一の研究領域(小川直之)
語り手の系譜論とその意義(伊藤龍平)
唄と語りの作法(〓久舞)
第1部 口承文芸の場と作法
第2部 語り手・話し手と口承世界の諸相
第3部 語りと芸能の相関
第4部 文芸としての系譜
著者等紹介
小川直之[オガワナオユキ]
1953年、神奈川県生まれ。國學院大學文学部文学科卒業。博士(民俗学)。現在、國學院大學・同大学院教授。南開大学(中国)客員教授。柳田國男記念伊那民俗学研究所長。日本各地の伝承文化のフィールドワークと研究、中国の少数民族、台湾、インドなどの民族文化研究とともに、折口博士記念古代研究所(國學院大學)で折口信夫研究を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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