内容説明
戦没画学生の遺作を展示する美術館の成り立ちから開館・運営を綴る。
目次
「無言館」への旅―戦没画学生巡礼記(抄)
「無言館」の坂道(「無言館」懺悔録;「慰霊美術館」づくりの志願兵になる;地震喪失の日々―私の戦争体験;遺族たちと祝ったオープン;「無言館」その後;「無言館」補記―戦没画学生慰霊美術館が放つふしぎな光と声;「現実回避」の美学;「時の庫」のこと;「無言館」と沖縄;無言の声―沖縄戦に散った画学生たち展;「無言館」の坂道―一番うしろの「まえがき」)
「無言館」の青春(「青春美術館」へようこそ;「無言館」の成人式;「対話」―来館者ノートより;「無言館」の青春)
無言館ノオト(抄)(「無言館」懺悔録)
著者等紹介
窪島誠一郎[クボシマセイイチロウ]
1941年、東京生まれ。印刷工、酒場経営などへて、79年、長野県上田市に夭折画家の素描を展示する「信濃デッサン館」を創設、1997年、隣接地に戦没画学生慰霊美術館「無言館」を開設。2005年、「無言館」の活動により第53回菊池寛賞受賞。おもな著書に『無言館ものがたり』(第46回産経児童出版文化賞受賞・講談社)、『鼎と槐多』(第14回地方出版文化功労賞受賞・信濃毎日新聞社)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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