内容説明
こどもたちの「物語」創出に向けて、言語・教育活動を実践した、1966~80年までの谷川雁の未公刊の論考・エッセイ・発言集。
目次
第1部 珊瑚礁のように育つもの―論考、エッセイ、発言・講話録(こどもたちの意識の根を強くおおらかに育てよう;ラボ教育センター設立趣意書;ことばがこどもの未来をつくる ほか)
第2部 講演記録 人間は「物語的存在」―『ロミオとジュリエット』『国生み』、狂言をめぐって(恋の「元素形態」を書くことに賭けたシェイクスピア―『ロミオとジュリエット』をめぐって;日本神話の真髄を体感して精神の飛躍を―新刊『国生み』をめぐって;狂言とは「笑いの文学」であり、「朝の文学」である―ラボ・テープになぜ狂言か)
第3部 参考資料等 言語(学)を手がかりに世界に新たな挑戦(言語学を一つの手がかりに世界に切り込もうとした谷川雁さん(鈴木孝夫)
“二ヵ国語時代”来たる 上・下(毎日新聞記事)
ラボ教育センター全面広告(朝日新聞) ほか)
著者等紹介
松本輝夫[マツモトテルオ]
1943年、石川県生まれ。東京大学文学部国文科卒。在学中に筑豊で谷川雁と出会い、69年、谷川雁のテック(ラボ)に入社。81年までは、仕事の傍ら労働組合活動に従事。以後ラボ教育センター本部長、常務等を経て、同センター会長。退社後、2009年谷川雁研究会を起こし、機関誌「雲よ」を発行。また2010年春より鈴木孝夫研究会を起こし代表を務める。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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