目次
1 異境の日本語文学(ローヌの河岸にたたずむ者―永井荷風と遠藤周作のリヨン;憂鬱なミクロネシア―中島敦のパラオ;曖昧な日本の私がたり―江藤淳のアメリカ)
2 私小説のローカリティ(西湘の蒼い海―山川方夫の二宮;苦界と周縁―川崎長太郎の小田原;水系の想像力―藤枝静男の天竜川・大井川)
著者等紹介
金子遊[カネコユウ]
1974年、埼玉県生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒。現在、同学部非常勤講師。映像作家・批評家・民族誌学。「批評の奪還 松田政男論」で映画芸術評論賞・佳作、「弧状の島々 ソクーロフとネフスキー」で三田文学新人賞(評論部門)受賞。ドキュメンタリーマガジン「neoneo」編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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