内容説明
戦後の日本において、この「平和の祈り」のことばを提唱し、その普及にいのちをかけた人、それが白光真宏会の教祖五井昌久だった。本書は、これまで明らかにされてこなかった彼の特異な全生涯とその平和思想の全貌を、初めて学術的に解き明かした“第一級の資料”である。
目次
序章 問題の所在
第1章 白光真宏会教祖・五井昌久の生涯と活動
第2章 五井昌久の思想形成にみられる他教団・個人等からの影響
第3章 社会事象が五井昌久の平和運動に与えた影響
第4章 「祈りによる世界平和運動」を支える理念
終章 要約と結論
著者等紹介
吉田尚文[ヨシダナオフミ]
1968年、愛媛県生まれ。同志社大学神学部卒業。國學院大學大学院文学研究科神道学・宗教学専攻博士課程後期修了。博士(宗教学・國學院大學)。上級宗教文化士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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