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内容説明
生涯未婚の者が増え続けている。これが親から子へという葬送に激変をもたらす一要因だ。実は筆者も未婚であり、お墓を持とうとしても継承者がいないという高い壁にぶち当たる。それでもなお、お寺の墓地に入りたいと、葬送の実態について取材を始めたところが、まさに驚きの連続。―親が死んでも会社を休めない人が少なくない・身内に不幸があっても周囲には隠す・親しい故人のために香典を持っていっても喪主が受け取らない…一体なぜなのか。新進気鋭の宗教学者が穿つ迫真のリポート。
目次
遺族の激変
葬送の激変
お墓参りと納骨の激変
供養の激変
終活の激変
信仰の激変
著者等紹介
内藤理恵子[ナイトウリエコ]
1979(昭和54)年、愛知県生まれ。南山大学文学部哲学科卒、南山大学大学院人間文化研究科博士後期課程修了。博士(宗教思想)。現在、南山大学宗教文化研究所非常勤研究員、愛知大学国際問題研究所客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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