- ホーム
- > 和書
- > 人文
- > 文化・民俗
- > 文化・民俗事情(日本)
内容説明
生涯未婚の者が増え続けている。これが親から子へという葬送に激変をもたらす一要因だ。実は筆者も未婚であり、お墓を持とうとしても継承者がいないという高い壁にぶち当たる。それでもなお、お寺の墓地に入りたいと、葬送の実態について取材を始めたところが、まさに驚きの連続。―親が死んでも会社を休めない人が少なくない・身内に不幸があっても周囲には隠す・親しい故人のために香典を持っていっても喪主が受け取らない…一体なぜなのか。新進気鋭の宗教学者が穿つ迫真のリポート。
目次
遺族の激変
葬送の激変
お墓参りと納骨の激変
供養の激変
終活の激変
信仰の激変
著者等紹介
内藤理恵子[ナイトウリエコ]
1979(昭和54)年、愛知県生まれ。南山大学文学部哲学科卒、南山大学大学院人間文化研究科博士後期課程修了。博士(宗教思想)。現在、南山大学宗教文化研究所非常勤研究員、愛知大学国際問題研究所客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
skr-shower
1
今まで遺族に寄り添う事など少なかったお寺さんや葬祭社に言われてもね、という主張。2022/12/09
海戸 波斗
0
何だろな?表紙の全国の寺院住職が推奨するですべて納得。読まんでいい。お勧めしません。飛鳥時代に仏教が伝来し、から考えると興味深かった。南山大学って上智大学と姉妹校だろ?もう、好きにしていいよ、ほざけるだけほざいてよし。いいなあ。自論の展開で本書いちゃいましたって憧れちゃう。読んじゃう私は変態です。2017/04/13
nino3
0
お寺さんサイドに立った意見なので、お寺さんの方ではこんなふうな考え方もするんだなと思うだけ。寺を通さなくなっていくのは、寺に人を引き付けるもの、必要とされるものがなくなってきているからではないのか。寺院関係者でない私には、著者の主張にあまり共感できなかった。2018/04/25