内容説明
心の危機に釈尊は何を救いとしたか?女性出家希望者への対応と釈尊の民衆救済、仏教史上の悪人とされる提婆達多の釈尊殺害計画の真相。
目次
1 釈迦族その出家とサンガへの寄進
2 女性出家希望者に対する釈尊の救済
3 殺人鬼アングリマーラの誕生と顛末
4 死後世界に関する釈尊の本当の教え
5 釈尊に敵対する提婆達多の登場
6 提婆達多の釈尊殺害計画の全貌
著者等紹介
鈴木隆泰[スズキタカヤス]
1964(昭和39)年、東京都生まれ。東大工学部・文学部卒、同大学院人文社会系研究科博士課程中退。東大にて博士(文学)。東大東洋文化研究所助手等を経て、山口県立大教授。同大大学院国際文化学研究科長、同大附属図書館長を歴任。2004(平成16)年に日本印度学仏教学会賞を受賞。専門はインド哲学仏教学、インド大乗経典研究。東京都日蓮宗善應院住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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