内容説明
ロシア正教会の霊性から学ぶ。祈りは生きる神との対話である―これが著者からの一番大切なメッセージです。この対話とは、主に向けられた私たちの言葉と神からの応えです。祈りにおいて明かされる神の摂理の深みを、心を静めて聞き入れましょう。
目次
神と向き合うための祈り
神との対話
祈りと時間
短い祈祷文
祈りと生活
正教会の祈祷書
祈祷規程
習慣化の危険性
祈る時の姿勢
イコンの前での祈り〔ほか〕
著者等紹介
アルフェエフ，イラリオン［アルフェエフ，イラリオン］ ［Алфеев，Иларион］
Ｄ．Ｐｈｉｌ．（博士。オックスフォード大学）。ロシア正教会渉外局長、ヴォロコラムスクの府主教。ロシア正教会聖シノド常任委員。ロシア正教会聖シノド附属聖書神学委員会委員長。聖キリル及びメフォディイ記念神学大学院学長。生神女マリヤの『全ての哀しめる者の慶び』イコン聖堂主管者。神学者、教父学者、教会史学者、作曲家。１７か国語に翻訳された９００以上の教父学、教理神学、教会史、神学教育問題に関する著作がある（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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くり坊
2
ロシア正教会の霊性に裏付けられた「祈り」に関する入門書。著者はイラリオン府主教（※府主教は総主教に次ぐナンバー２の地位）。とても多彩な才能の持ち主で、自ら作曲し、指揮もしてCDを出しておられるご様子 https://tower.jp/item/3834372 「天は二物を与えず」とは名ばかりの、類い稀な人物であるような気が致します。読後の感想としては、一般信徒向けに書かれた、その内容はとても分かりやすく、読者（信徒たち）を唸らせるものがあり、十分といった感じでした。2021/04/07
