内容説明
神は愛なり、愛は神なり。愛のはたらきは、神のいのちから発し、すべてにあまねく及ぶ。だから、愛する人は救われているのである。
目次
第1部 イエズス会士の語る「愛」(愛はすべてに勝る/すべてに勝る愛―「愛」の概念史が指し示すところ;旧約聖書と神の愛;キリスト者が「愛する者たち」でいるために―『ルカ福音書』の愛に関することばから;奉献生活における愛の形―貧しさ、単純さ、喜び;神の愛と創造―今日の環境危機への対応の根底にあるもの;愛と結婚について―大学生と一緒に考えたこと;どこに向かって歩むのか;キリシタン時代に伝わった愛、「御大切」;愛とは奉献ではないか)
第2部 他宗派/修道会・他宗教の人の語る「愛」(愛の実践;神の愛に包まれたわが音楽人生;受けよう・伝えよう、福音を―子どもの信仰教育における「愛」)
著者等紹介
越前喜六[エチゼンキロク]
イエズス会司祭。上智大学哲学研究科および神学研究科修士課程修了。上智大学文学部教授を経て上智大学名誉教授。専攻は人間学・宗教学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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