目次
「出エジプト記の脱在論」としてのエヒイェロギア
困難な隣人―“私の真実”の子ヨナの物語
存在論から脱在論へ―宮本久雄のエヒイェロギア小考
根源悪からのエクソダス―エヒイェロギア(ヘブライ的脱在論)の構想
ディオニュシオスのエロス論とエヒイェロギア
身体が万人に披く神秘―「エヒイェの受肉的実践・身体化」としてのヘシュカスム
神的エネルゲイア・プネウマの現存―東方・ギリシア教父におけるエヒイェロギアの展開
アテネとエルサレム―言語と存在をめぐって
ハヤトロギア(歴程神学)の課題―ホワイトヘッド・ヨーナス・西田哲学の思索を手引きとして
ハヤトロギア概念を巡る国内研究の動向―なぜ今ハヤトロギアを再考するのか?
脱自的存在としての神―進化する神理解の諸側面
著者等紹介
宮本久雄[ミヤモトヒサオ]
1945年生。所属。上智大学神学部教授。専攻、聖書思想・教父神学・哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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