新空位時代の政治哲学―クロニクル2015-2023

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新空位時代の政治哲学―クロニクル2015-2023

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  • サイズ A5変判/ページ数 368p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784907986971
  • NDC分類 311.1
  • Cコード C0031

内容説明

いま、世界で何が起こっているのか?新たな蜂起へといざなう8年の記録。新自由主義の台頭、進行する差別と階級格差、さらなる帝国主義戦争の開始…。もはや後戻り不可能なまでに変貌する世界史的動向を、状況分析やインタビューなどの方法を駆使して定点観測。“政治哲学”不在のこの時代への叛逆の書。

目次

2015(「迫害」とは何だったのか―「ベルリンの壁」から「エヴロスの壁」へ;「レント資本主義」とは何か―ネット企業とその「小作人」 ほか)
2016(怒りはいかに政治的変革に転じられ得るか―スペイン総選挙、ポデーモス、市民連立;アンダークラスと「階級構成」―六八年、オペライズモ、ポストマルクス主義 ほか)
2017(琉球復国―日本における「国内植民地主義」;欧州統合とその危機―排外主義的「党」への道 ほか)
2018(ウォール・ストリートとラナ・プラザ―金融化、南北関係、ホブスン『帝国主義論』;C.L.R.ジェイムズとは誰か―絶対的先進性は相対的後進性に胚胎する ほか)
2019(ブラジルに誕生したのはいかなる政権か―立憲クーデタと軍事ファシズム;黄色いベスト運動とは何か―フランスにおける社会運動の歴史的転換 ほか)
2020(「社会」はいかに誕生したか―個人の「過失」から社会的「リスク」へ;民衆蜂起とポピュリズム―「反システム」の二つの体制 ほか)
2021(同性愛者解放運動と革命―ギー・オッカンゲム『ホモセクシュアルな欲望』;ナチズムとマネジメント―運動する生命体、「民族」から「企業」へ ほか)
2022(「労働力商品」から「生身の存在」へ―労働者の権利は労働運動が創出する;ベル・フックスとは誰か―革命闘争としてのフェミニズム ほか)
2023(バルセローナのミュニシパリズム―フェラーン・デ・バルガスへのインタヴュー;戦争か、革命か―新たな帝国主義戦争時代の到来 ほか)

著者等紹介

廣瀬純[ヒロセジュン]
1971年、東京都に生まれる。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。パリ第三大学映画視聴覚研究科博士課程中退。現在、龍谷大学経営学部教授。専門は、映画論、現代思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kentaro mori

3
「<政治哲学>不在のこの時代への叛逆の書。」(帯文) あらゆる方面で勉強になり、目をひらかされた!!そして、行動へと駆り立てる熱がある。●日本でも、二〇世紀には、国外の同時代的な状況も広く視野に入れて書かれた政治哲学書や政治思想書が多数発表され広範な読者を得ていた時代があった。世界各地での革命過程の再開とともに、倫理的転回を経験して久しい日本の哲学・思想環境が再び大きく政治化することを期待する。2023/10/20

辻薫

2
フィロゾフィカル・ジャーナリズム!《危機は、古きものが死につつあるが新たなものが誕生できずにいるという事態に存する。そうした空位期には、このうえなく多様な病的現象が生じる》(グラムシ)。時代を経て資本主義のパラダイムがどれほど変化しようと、つねに資本は「(必ずしも地理的に限定されない)南」に対する剥き出しの収奪抜きに延命できない。その資本(と結託した国家)に抗する世界各地の民衆闘争の最前線には、女性たちや先住民族のマイノリティがいる。2023/08/21

Bevel

1
ラッツァラートよりだいぶ楽しく読んだ。時事ネタや邦訳のない新刊について、簡単に解説する連載をまとめたもの。固有名詞が頭の中を駆け巡ってるタイプなんだなあと。2024/04/24

pyidesu

0
いい案内になった。2023/12/29

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