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内容説明
岡〓乾二郎にとってのアートとは?なぜモジリアーニの肖像画は目が塗りつぶされているのか?退廃美を描くシーレと神との関係は?近現代のアート/アーティストを“思想”として読みとき、時代に対峙させる精緻な批評的エッセイ集。
目次
1 開かれとしてのモダニズム(岡〓乾二郎という「謎」;影・窓・痕跡―山中現の版画の世界;仮面の戯れ―柄澤齊の肖像画;「気配」と「たたずまい」―小林且典への手紙;パウル・クレー、あるいは「中間領域」の思索と創作;受肉するシーレ)
2 アナクロニーとしての批評(ボローニャのヤヌスたち―ロンギ、モランディ、パゾリーニ;ケネス・クラーク再訪―『名画とは何か』の文庫化に寄せて;アルテ・ポーヴェラの先見性;「気分」の肖像画―モディリアーニの人物たち;スマホ人間どこに行く!?)
3 アントロポセン下のアート(女性アーティストとしての自然―エルンスト・ヘッケルにおける「芸術衝動」;山口啓介、あるいは根源のアート;作品のなか/としての時間―ゴンザレス=トレス、井田照一、ロマン・オパルカ;芸術・免疫・例外状態;記憶と忘却のあいだ―現代美術の保存と修復をめぐって)
著者等紹介
岡田温司[オカダアツシ]
1954年、広島県に生まれる。2020年、京都大学大学院人間・環境学研究科教授を退職。現在は、京都大学名誉教授、京都精華大学特任教授。専攻は、西洋美術史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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出発としての花田清輝と林達夫 開かれとしてのモダニズム: 岡﨑乾二郎という謎 影・窓・痕跡─山中現の版画の世界 仮面の戯れ─柄澤齊の肖像画 気配とたたずまい─小林且典への手紙 受肉するシーレ アナクロニーとしての批評: ボローニャのヤヌスたち─ロンギ、モランディ、パゾリーニ ケネス・クラーク再訪 アルテ・ポーヴェラの先見性 気分の肖像画─モディリアーニの人物たち スマホ人間どこに行く!? アントロポセン下のアート: 女性アーティストとしての自然 作品のなか/としての時間 記憶と忘却のあいだ2024/09/17