目次
樹
札幌は
くいた
さきゆき
望遠
ほそいフーガ
不明
傘
こもれび
秋の音階〔ほか〕
感想・レビュー
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澄川石狩掾
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著者が札幌在住であるためか、「幌平橋」など北海道の地名が出てくる詩が多かった。また、本詩集では「むなぢ」が良かった。 「おのれをとおくはこびながら／まえにむなぢの有ることで／おんなはかたちの不測をえた／それは両目であり脣であり／［･･･］身を屈めるとそれじしんの／ひかるうちがわさえかこんだ／ひとりあるさまが倍数となって／あまたの素数をゆらめかせた」2023/08/07
