目次
第1章 「政治」が無いことを知ろう
第2章 地球から「国」が消える仕組み
第3章 新聞テレビは知能を破壊する
第4章 学校で人間は機械になる
第5章 これからニホンで起きること
第6章 なぜ大人は何も考えないのか
第7章 これから君たちが考えなくてはならないこと
著者等紹介
響堂雪乃[キョウドウユキノ]
コラージスト(言葉と情報と思想を紡ぐ創作家)。ブログ・マガジン「独りファシズムVer.0.3」を主宰し、グローバリゼーションをテーマに精力的な情報発信を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハイランド
81
ともすれば陰謀論と思われるような話だが、この本が嘘ではないことは、この20年の日本の変化を見ればよくわかる。今の若者が批判と中傷を混同して批判する者を毛嫌いしている姿からは、日本人奴隷化計画はもはや最終段階に来ているのではないか。そんな若者に向けた蒙を啓くための一冊。確かにこの本を読めば批判的な思考法が身につくだろうが、間違いなく周りとは話が合わなくなるだろう。「道徳に棲守する者は、一時に寂寞たり。権勢に依阿する者は、万古に凄涼たり」(菜根譚)でも、この本で言葉の意味を理解すると、後で修正に苦労しそう。2021/01/10
たまきら
53
まず自分の頭で考えろ。なんでも鵜呑みにするな。著者のすべてのメッセージはそこに尽きると思います。2017年に出版されている本が、政府と統一教会の関係についてふれていたり、うなずける部分も多いんですが、STAP細胞の再現成功についての文章はソースがなく、そもそもSTAP細胞の定義もないのでそれこそ疑って読む必要があります。ただ、15歳よ、本当に世界は、大人は、汚いとこ多いかもだけど、生きて、出会って、分かり合う価値のある素晴らしい存在でもあるのよ。2022/12/12
よこしま
28
200に渡るキーワードを1頁1項目ごとに短文(約250文字前後)で核心を突いてくる書き方は特徴が強いですね。右寄りでも左寄りでもありません。◆ネット(Amazonなど)での本の購入履歴は政府に管理されることは内心焦りました。読書傾向でどんな思想を持っているのか、政府に不都合な知識を持っているのか、判断するのに大きな目安となる。この「ビック・データ」は果たしてAmazonだけなのか?この読書メーターもいつしかドワンゴ傘下になっているではありませんか。裏を返せば我々は掌の上で踊らされてだけにすぎないのでしょう2020/01/11
つきかげ🌙
20
ニホンの将来に関する暗い予想を延々と書いた本。ただ暗いだけでなく、先日国会を通った日米貿易協定などの本質をついていたり、桜事件の事を知っていたのではないかとも思うほどタイムリーな読書体験でした。 世界が 闇であるのなら自分が光になればいい。2019/12/08
けい子
19
最近読んだ本の中では一番です。私にとっては精神安定剤的な内容でした。自分の考えと重なる部分が複数箇所あり、人におかしいと言われていた考えも筆者によって正解とされ、自信がつき、希望が湧きます。「テレビや新聞に騙されない。自分の頭で考える事」。これからを生きる子ども達、最近の若者達、全くテレビを見ないのはある意味正解かもしれない。そのまま突き進み、日本を変えてほしい。2023/10/19
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- 和書
- 極悪専用 文春文庫