内容説明
工女になった松代藩士の娘が書き残した富岡製糸場の日常を分かりやすい「現代語訳」で紹介!写真、イラスト、マップ付き!群馬県の世界遺産・富岡製糸場と周辺の魅力をたっぷりと味わう詳細ガイド。
目次
富岡製糸場案内(富岡製糸場案内図;富岡製糸場正面 ほか)
富岡製糸場が出来るまで(生糸の輸出;富岡製糸場の建設)
富岡日記富岡の街案内
松代~富岡の道中案内(ルート;松代 ほか)
富岡日記(蚕から生糸へ;私の身元 ほか)
昭和6年発行『富岡日記』の紹介
富岡日記について
著者等紹介
足立裕[アダチヒロシ]
1946(昭和21)年生まれ。出版社勤務を経て現在は旅行作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
空
8
お友達とのおしゃべりやちょっとした悪戯。大変だったろうけど、楽しさもあって、お給料もきちんと出て、今どきの企業よりぜんぜん環境が整っていたと思われる。世の中がよりよくなる為に進んでいるはずなのに、お金持ちがちゃんとあるはずのお金を無限に欲しがり周りに無理難題をまき散らしてて・・・。幸せはお金の量だけでなく、信頼できる暖かな人間関係とプライドが持てる仕事、そして適度な休息が必要なんだと思った。2018/12/10
椿
5
富岡製糸場で働いていた少女の日記を前から読みたいな、と思っていたので。現代語訳で、写真、イラスト、注釈もたくさんあって分かりやすかった。家からほとんど出ない生活をしていた武士の娘たちが、働きに出るって、相当の覚悟がいることだったんだなぁ。2015/06/27
ポメ子
3
先々週、富岡製糸場を訪れた時に、富岡日記を記した和田英さんの事を知り、復習も兼ねて読みました。富岡日記の他に、富岡製糸場の各々の建物紹介、製糸場に向かうお英さんたちが歩いた地域の紹介、蚕から生糸までの過程など、絵や写真がふんだんに使われており、とてもわかりやすい本でした。2018/06/19
SK
2
『富岡日記』の現代語訳と、あとは観光案内といった内容。2020/11/03
月華
1
図書館 富岡製糸場に行ってきたので、借りてみました。行く前に読んだほうが、現地をより楽しめたように思います。2015/09/30