内容説明
ヒトとチンパンジーの遺伝子の違いは1%以下。にもかかわらずヒトはヒト、チンパンジーはチンパンジー。この大きな違いは何がそうさせているのか?近頃の若者はすぐキレるというが、そのキレる心の奥底にひそむヒトの本性とは何なのか?「生き物としてのヒト」の本質を探り疑問に答えるユニークなヒューマンサイエンスの物語である。
目次
第1章 生物としての“人間”
第2章 “衝動”と“知性”の生物学
第3章 “心”とは何か?
第4章 “価値観”の生物学
第5章 美意識や好みも進化する
第6章 性の役割
第7章 “家族”ができるまで
第8章 社会性動物“ヒト”の成立
著者等紹介
伊藤純[イトウジュン]
1955年東京大学文学部卒業。1967年(株)BBプロモーションの創立に参加。映像制作部門(主に医学学術映像制作)を担当。1997年BBプロモーション退職
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