感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
八百
6
3年ほど前に刊行された江國香織の研究書…すぐに絶版?になった貴重品らしく因みにAmazonで検索してみると中古で4000円のプライスが付いているプレミアムブック。ファンの方には垂涎の一冊と思うかも知れないが早まってはいけない。なぜなら「つまらない」し「ためにもならない」からだ。執筆は大学の名誉教授とかの錚々たる顔触れにも拘わらずせいぜい論文の書き方程度の参考にしかならない、図書館で見付けたらパラ見するくらいでよいでしょう。結論→読メのみなさんの感想の方がよっぽど面白くよっぽど的確である!!2013/05/19
Erina Oki
5
江國香織の作品について書かれた評論集。教授から大学院生までさまざな人が書いているが、なかなか面白い読みをしているものもあって江國香織ファンとしては面白かった。2013/01/26
ぺと
0
私は小説が苦手だ。この本は、そんな私に文学者の視点を教えてくれる。といって、小説を楽しめるのかは未知数だ。味わいよりも知らない言葉を教えてくれる論説や話の筋がわかりやすく変化する映画のほうが好ましい。小説の味わいがわかればよいのだが。2024/08/17