内容説明
百年生きて初めてわかることがあるそうです。百歳じいちゃん、ばあちゃんからの笑顔のメッセージ。
著者等紹介
小野庄一［オノショウイチ］
１９６３年岐阜県生まれ。東京経済大学、写真専門学校を卒業。ＡＥＲＡ（朝日新聞社）の委嘱写真記者を経て独立。満１００歳以上の人々のポートレイトで、第３０回太陽賞を受賞。受賞作は、「百歳王」（新潮社刊、１９９４年）としてまとめられ、ラフォーレ原宿をはじめとした全国各地で写真展が開催された。現在、ヌードも含めたさまざまな被写体をモチーフに創作活動を続けている
黒川由紀子［クロカワユキコ］
東京生まれ。東京大学教育学部教育心理学科卒業。保健学博士。お茶の水女子大学学生相談室、東大医学部精神医学教室などを経て、現在は慶成会老年学研究所所長、大正大学大学院教授
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感想・レビュー
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acesmile＠灯れ松明の火
22
百歳の体力は脆いはず。なのに何なのだこの迫力は！正直私は長生き反対派？なのである。年を食って社会になにも貢献出来ずダラダラと惰性だけで生きているのはかっこ悪いと思っている。税金の無駄遣いだし、家族に迷惑だとさえも思う。自分自身70まで生きようとは思わない。しかし亀の甲より年の功とはよく言ったもので写真を通じてこちらに訴えかけてくるものが確かにある。その歳にならないと分からないことがあるが、確実に百歳の気持ちは私にはわからない。「まだまだ未熟よのぉ」と言われているようで悔しい気もする。2012/03/16
青龍
14
登録のための再読。2004年の刊行。購入してから25年くらいだけど、時々読み返したくなる。百歳以上の市井の人の写真集。皆さん、明治～平成を生き、戦争を体験し、その他にも沢山の苦労があったはずなのに、穏やかな笑顔で前向きに生きている。笑顔の中に強さと優しさがあって、自分の悩みなど大したことないよな と、前向きになる2020/06/06
明るい果物
4
100歳ってレベルが違いすぎてわからんくなるよね笑「あんまり勉強する必要はない、おおいに遊びなさい。ただし技術は厳しく繰り返し繰り返し訓練して身につけなければだめです」 「いつお迎えがきてもいいように、身ぎれいにしていたいんです。女はきれいにしていなくちゃ。」←負けたと思った。2012/02/19
うさっぴ
3
百歳。すごいなあ。2021/12/02
真水
3
表紙の笑顔で既にノックアウトです。百歳以上の人々のポートレート。こんなに和みつつも胸に迫る写真集は久しぶり。人って凄い。光みたいなものを探すっていい表現だ。オススメ。2011/06/01
